巨大化する「ちどり」

久しぶりに我が家に来た人は皆、亀のちどりの成長ぶりに大変驚く。亀の生命力というか･･･
人間で言うなら去年産まれてひよひよだったのに、1年も経たずして中学に入学か？！という勢いだ。
一年でそれくらいに成長します、と聞いてはいたがホントだった。
最近は、細長水槽に同居する金魚（名前忘れた。金魚くらいの大きさ）を食べてやろうと追っかけてはスルリと逃げられ悔しい思いばかり。亀の中では（たぶん）素早いちどりでも、魚のすばしっこさには敵わないらしい。
でも、ちどりもちどりなりに考える。
夜、暗いと相手がどこにいるかわからず手も足も出ないちどりだが、水槽の電気が落とされ暗くなって魚がじっとおとなしく寝ている頃、夫が夜中に起きた時、パッと居間の電気をつけた瞬間、ちどりはその明るくなってよく見えた隙を逃さず、まだ寝ていた一匹の金魚をぱくっ･･･と、まんまと食べてしまったらしい。（残酷･･･）
だから同居は止めようよ、と勧めているのだが、そう何度もうまくは行かないから大丈夫だと夫は言うので、同居は続いている。
金魚を食べてしまう以外には、大きくなったのにやることは変わらず、水槽のガラスにあてた指先に噛み付こうと、大口を開けてごつんっ！とガラスにアタックしてくるし、立ったまま鼻ちょうちんで居眠り（写真）、寝ぼけて変な格好でフラフラしたり･･･と、亀との同居生活でなければ見られない場面も数々見れる。
大きくなったらもう可愛くない！と思ったが、相変わらず飼い主にとってはご愛嬌な「ちどり」である。

すみれ「男子達」を描く

ママには内緒･･･と言って何やら机で物書きをしているすみれ。｢何書いてるのー？」「ひみつー」
映画を見ていたのでちょうどいいとほっておいたところ、間もなく「ひみつ」が出来上がったらしい。
女の子2人、男の子4人（！）の絵が描いてあるのを切り抜いてある（写真：上の2人、スカートと靴だけ見えるのが女の子）
「あー、なにこれ〜。すーちゃんが男の子描くなんて珍しいじゃん！描けるんだー」
「そうだよ、描けるよ」
「それにしても、これだと女の子の数が足りなくない？」
「そうだよ、女の子を取り合えばいいんだよ」
「･･･そ、そっかぁ」
･････････
あんまり見せたくないけど見たがる少女向けアニメの内容はいつも恋愛模様ばかり。
「いやぁーん、○○先輩って○子のことが好きだったなんて、ショック〜！」とか、その手のだ。ハートを射止める系っていうか。。友情もからみ内容は悪くないのだが、こんなのばかり見てていいのか･･･と気になってしまう。
ケーブルテレビでは常時「マーメイドメロディーぴちぴちぴっち」とか「シュガシュガルーン」、地上波では「ふたりはプリキュア」などなど放映されていて、その手のはどうも見逃したくないらしい･･･。
そういえば、いとこのナナコが小学校2､3年生くらいの時、親戚のカナちゃんと、楽しそうに「いつ誰に告る（こくる）か」等ばっかり話していたのを思い出す。（まぁ、6年生にもなると、親や大人の前ではそんな話はもうしないんだろうけど。）
すみれがその手の話を友達と始めるのも、時間の問題なんだろうか･･･！？と、すみれの描いた、「これから女の子を取り合う予定の男子達の図」を見て、この先に思いを馳せてしまったのであった。

寅さんアメリカに行く？

夫に後から聞いた話。
今朝のニュースで、沖縄の基地移転問題で額賀防衛長官が訪米、というニュースが報道されていた。それを見ていたすみれ･･･「パパ！寅さんがアメリカに行っちゃったよ！ほら、見て！」と真顔で言ったらしい。夫はテレビを見て「違うよー」と言ったがすみれは「絶対、絶対そうだから、よーく見てよ！」としつこく言うので「ほんとだねーそうだねー」と答えたそうな･･･。
最近BSの寅さんのアンコールシリーズを一緒になって見ていたので、もちろん、寅さんが今も生きていると信じてるのでしょう。そう思ってよく見たら、ほんとによーく似ていた。
※写真は小学校の先生の真似をして、くーちゃん達を生徒に出席をとるすみれ。

「雪の女王」のそり

小学生になって初めての土曜日の今日、一日中、保育園時代の友達とたくさん遊べて大満足だったすみれ。
夜になって久々にドイツみやげの｢雪の女王」LEGOブロックを出して遊んでいた。雪の女王が乗る「馬そり」と、女王の城などがいろいろに組み立てられるアンデルセン生誕100年を記念し発売された日本非売品。今日は「そり」のメニューを紙に書き、注文に応じてその「そり」を作る遊びをやっていた。（写真）
スペシャルそり
ふつうそり
めずらしいそり
すごいそり
あたらしいそり
だいすきそり
ままだいすきそり
･･･ママ自慢のおみやげがしばらく遊ばれていなかったので、創造的（！）に遊んでくれて結構、嬉しかった。
夕食のビールで気持ち良くひと寝して起きた夫がそれを見て･･･口頭で｢そり｣メニューを追加。
ひげそり
アイムソーリ
小泉そーり
･･･おっとまだあった、
のけぞり
。。。
絶好調のアナタにのけぞりたいのはママよー･･･。

一年生になりました

昨日、お陰さまで無事入学式を迎え、すみれもとうとう一年生になった。
1年生は40人の１クラスのみ。1〜3年まで全部1クラスだそう。（少子化！ママの時代は7クラスだったはず。･･･今回41人なら2クラスになったらしい。なぜこの少子化時代に少人数クラスでないのかぁぁ･･･何より先生が大変そうだ！！）
今日は通学初日、現役小学生ナナコ(小6）から譲り受けたピカピカのランドセルをしょって、重さによたよたしながら張り切って出かけた。
一日が終わり、学童に迎えに行っての帰りがけ、先に歩き出したすみれ。
どんどんあらぬ方向（家と反対方向）に行ってしまうので、大声で呼び止めたところ、きょとんとした様子。
「どこいくのー？！」
「うちー」
「そっちは違うよ〜！！」
「･･･あっ、そっか」
新一年生の保護者会で「送りお迎えは最初だけは必要ですねー。毎年迷子になってしまう子がいるんですよぉ」と、先生がおっしゃっていたのを思い出した。学童は5年通った保育園と同じ場所だから、さすがに迷いようがないわね、と他人事と思って聞いていたママであったが･･･。「うちの子」だったとは。
はてさてこの先どうなることやら。。。

くーちゃんの歯を磨く

･･･ヘアピンをハブラシにして、開かない？口を磨くその図。(写真）後ろに横たわるのはこの家のご主人。

ちどり、また引越し

先日、ちどりの新居だと言って、勝手に（！）夫が巨大？な細長い水槽を買ってきた。
ちどりが10匹くらいは入れそうだ！一瞬、「そんなでっかいもの勝手に買って！！うちは水族館じゃないんだからぁ･･･！」とケンカになったが、置いてみたらそうでもなく収まっている。そんなにがなるんじゃぁなかったと思ったが、焦るわ。
ガラス張りのため、ちどりが物欲しそうに首を出している姿がよーく見える。しかし、すみれとともに急成長を遂げている最中のちどり。この水槽にいつまで収まっていられるのか･･･巨大になって臭くなってきても、可愛いと思えるのか･･･いっそご縁がなかったら良かったのかも･･･などなど、近い将来を憂い、ママ的にはいろんな思いが交錯してしまう。
今日見た「光」のコマーシャルで、朝起きたスマップ草薙（くさなぎ）君の暮らす部屋に大きな亀がいて、おはよ、と言っているシーンが。。。亀好きの人って結構いるのね。
不安は尽きないけど、今の大きさならば、まぁまだ結構可愛い。
あんなに無縁だった亀を、そんな風に思うようになるなんて、ご縁とは不思議だ。