正月すみれ語録・その1

お正月、親戚宅で子供達同士、タカラの「人生ゲーム」を堪能したすみれ。「出産のお祝い金」「株」「保険」など実際に関わるには目新しい単語と共に、お金のやりとりも経験した。
一年生になって繰り上がる足し算引き算も習いお年玉もなんとか数えられるようになったので、お金とは少しづつ距離が近づいて来たようだ。
夜寝るときになって「ママ、百の次は何?」と聞くので「千だよ」と答えた。
「千に一を足すと何?」「1001だよ」「・・・そーなんだ!」と何でも新鮮な様子。なんか子供はいいなー。
すると急に「じゃ、きょうりゅうは?」と聞いてきた。
「えっ?きょうりゅうって、あの恐竜??」「そう、きょうりゅう」
「きょうりゅうって・・・きょうりゅうってぇ・・・」ママは頭を悩ませ真剣に考えた。この場合ぃ、それってぇ・・・。
なかなかガテンの行かないママにすみれが「おきょうりゅうだよ」と言う。
「おきょうりゅう?・・・あっ、もしかして、それ、お給料のこと!?」
「そう、そう、おきゅうりょう!」
そっか、そっか、そっかぁ・・・ママは死にそうな可笑しさを堪えながら(こういうときに笑うとプライドが傷つくのか、笑った!と言って怒り大変なので・・・)「お“給料”ね!人生ゲームでももらったもんねねー。お給料はいくらかってこと?」と聞くと「そうそう!」だって。それは人によって違うもんなんだけどねー・・・
覚えた言葉を使ってみようという心意気はとっても素晴らしい。でも、でも、ほんとうに可笑しかった・・・。