巨大化する「ちどり」

violet7772006-06-02

久しぶりに我が家に来た人は皆、亀のちどりの成長ぶりに大変驚く。亀の生命力というか・・・
人間で言うなら去年産まれてひよひよだったのに、1年も経たずして中学に入学か?!という勢いだ。
一年でそれくらいに成長します、と聞いてはいたがホントだった。
最近は、細長水槽に同居する金魚(名前忘れた。金魚くらいの大きさ)を食べてやろうと追っかけてはスルリと逃げられ悔しい思いばかり。亀の中では(たぶん)素早いちどりでも、魚のすばしっこさには敵わないらしい。
でも、ちどりもちどりなりに考える。
夜、暗いと相手がどこにいるかわからず手も足も出ないちどりだが、水槽の電気が落とされ暗くなって魚がじっとおとなしく寝ている頃、夫が夜中に起きた時、パッと居間の電気をつけた瞬間、ちどりはその明るくなってよく見えた隙を逃さず、まだ寝ていた一匹の金魚をぱくっ・・・と、まんまと食べてしまったらしい。(残酷・・・)
だから同居は止めようよ、と勧めているのだが、そう何度もうまくは行かないから大丈夫だと夫は言うので、同居は続いている。
金魚を食べてしまう以外には、大きくなったのにやることは変わらず、水槽のガラスにあてた指先に噛み付こうと、大口を開けてごつんっ!とガラスにアタックしてくるし、立ったまま鼻ちょうちんで居眠り(写真)、寝ぼけて変な格好でフラフラしたり・・・と、亀との同居生活でなければ見られない場面も数々見れる。
大きくなったらもう可愛くない!と思ったが、相変わらず飼い主にとってはご愛嬌な「ちどり」である。