すみれ「男子達」を描く

ママには内緒･･･と言って何やら机で物書きをしているすみれ。｢何書いてるのー？」「ひみつー」
映画を見ていたのでちょうどいいとほっておいたところ、間もなく「ひみつ」が出来上がったらしい。
女の子2人、男の子4人（！）の絵が描いてあるのを切り抜いてある（写真：上の2人、スカートと靴だけ見えるのが女の子）
「あー、なにこれ〜。すーちゃんが男の子描くなんて珍しいじゃん！描けるんだー」
「そうだよ、描けるよ」
「それにしても、これだと女の子の数が足りなくない？」
「そうだよ、女の子を取り合えばいいんだよ」
「･･･そ、そっかぁ」
･････････
あんまり見せたくないけど見たがる少女向けアニメの内容はいつも恋愛模様ばかり。
「いやぁーん、○○先輩って○子のことが好きだったなんて、ショック〜！」とか、その手のだ。ハートを射止める系っていうか。。友情もからみ内容は悪くないのだが、こんなのばかり見てていいのか･･･と気になってしまう。
ケーブルテレビでは常時「マーメイドメロディーぴちぴちぴっち」とか「シュガシュガルーン」、地上波では「ふたりはプリキュア」などなど放映されていて、その手のはどうも見逃したくないらしい･･･。
そういえば、いとこのナナコが小学校2､3年生くらいの時、親戚のカナちゃんと、楽しそうに「いつ誰に告る（こくる）か」等ばっかり話していたのを思い出す。（まぁ、6年生にもなると、親や大人の前ではそんな話はもうしないんだろうけど。）
すみれがその手の話を友達と始めるのも、時間の問題なんだろうか･･･！？と、すみれの描いた、「これから女の子を取り合う予定の男子達の図」を見て、この先に思いを馳せてしまったのであった。