ちどりの世話

ちどりの世話は夫が専門である。ママはサボテンをも枯らすズボラ人間のため（すみれが危ない・・・）生き物の世話には向かない。夫が結婚前から飼っている淡水魚の水槽が我が家にも引き継がれて来たが、夫の領域だからと、ただの一度も世話をしたことがない。亀も夫が勝手に連れてきたので、当然ママは世話はしない（正確には“出来ない"）と、初めから宣言済みなのだ。
でも、そこは可愛いちどりちゃん。様子は気になるので毎日、日課のように夫に尋ねる。
「餌あげた？」
「水替えた？・・・えっ！？今日は止めた？駄目だよ、サボったら！水替えは毎日、にごって臭くなったら反省しましょうって書いてあったよ！」（ネットで亀の飼い方だけはよーくチェックしているのだ）
「ちび亀は紫外線をたくさん浴びるのがいいんだって、外にも出してね」
「赤ちゃんのうちは生の餌を良く食べるって。人工飼料は追々だって！」
・・・「・・・うるさいなぁ〜」小姑のような妻のチェックを夫は嫌がっているが、そのアドバイスでちどりは生の餌を買ってもらい、あかむし（蚊の幼虫らしい・・・）を毎日モリモリ食べることが出来ているのだ。孫の可愛さってこんなものかしらねぇ。（なんちゃって）